「工房あまね」ソーラークッカーへの思い
「工房あまね」は2002年にソーラークッカー製造を目的として生まれた事業所です。
OA機器開発設計から脱サラし農業に転じた私が、魅力に取りつかれ再度挑んだものつくりのテーマがこれです。
様々な方のご協力とご支援をいただき、太陽熱を利用した実用調理器として現在の「かるぴか」「おやぴか」があります。
紆余曲折ありながらも改良を続け、3,400台を出荷し現在にいたりました。
コスト高でも 総アルミ製のボディーを採用したのには理由があります。
ご購入頂いたからには、愛着をもって傍らに置き長く使って頂きたい、そんな作り手の思いが込められています。
日常的に使う道具ならば性能はもちろんのこと、耐久性と扱い易さが伴っていることが大切だと考えたのです。
その造形や質感にこだわったため敢えて量産手法をとらなかった、工房らしい作風を感じていただけることと思います。
「かるぴか」は、一般家庭使用だけでなくエコ学習会など、ハードな使用でも10年以上使用されて来た実積があります。
また、震災原発事故後に多くの方から「家庭でできることから自然エネルギーに取り組みたい」と選んでいただけたのは、私にとって忘れられない 経験です。
晴れた日であれば日なたにポンと置くだけで炊飯が30分で出来てしまう。
開発中に初めて太陽熱沸騰を体験したとき「これはエネルギー革命だ!」とすら思えました。
「太陽ってスゴイ!」この感動を共有しましょう。
「かるぴか」「おやぴか」は、太陽の恵みの実感、痛快さ、そして新しい食体験をご提供します。
2015年11月1日 工房あまね 代表:滝沢本春
事業概要
項目 | 内 容 |
---|---|
屋 号 | 工房あまね(Amane studio) |
所在地(工房) | 〒384-2102 長野県佐久市塩名田1138-1 |
所在地(事務所) | 〒384-2101 長野県佐久市桑山356-3 Tel.0267-51-5430 Fax.0267-51-5431 |
代表者 | 滝沢 本春 |
事業内容 | 治具設計・製造 ソーラークッカー製造・販売 |
事業設立 | 2002年6月 |
取引銀行 | ゆうちょ銀行 八十二銀行 |
主な取引先 | ケニス株式会社 株式会社ナリカ 株式会社ヤガミ |
沿 革
年月 | 内 容 |
---|---|
2002年6月 | 長野県北佐久郡浅科村にて、ソーラークッカー製造・販売を目的として起業 |
「きらぴか」KP8A型発売 | |
2003年9月 | 「かるぴか」IP8C型発売 |
2004年1月 | 治具設計・製造業務を開始 |
2004年4月 | 「おやぴか」OP13A型発売 |
2005年11月 | 工場を佐久市塩名田に移転 |
2006年7月 | スペイン グラナダでのソーラークッカー国際会議参加 デモンストレーション |
2007年7月 | ネパール カトマンズでのソーラークッカーアジア会議参加 デモンストレーション |
2010年2月 | フィジー SOPACと工科大学にてソーラークッカー設計手法のプレゼンテーション |
2011年8月 | 香港馬ワン公園にてソーラークッキング講習とデモンストレーション |
2012年12月 | 「おやぴか」をOP13B型にマイナーチェンジ |
2014年7月 | アメリカ サクラメントでのソーラークッカー国際会議参加 デモンストレーション |
2015年11月 | 第一回ソーラークッカー全国大会にて基調講演 デモンストレーション |